タイで昆虫採集

タイの昆虫はじめ動物、植物、色んな物を気軽に書いて行きます。

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カミキリムシ@タイランド 2011

先週末は珍しく昆虫採集をしませんでした。
ネタがありませんので過去の写真の話。

PicasaというGoogle系のウェブアルバムに今年前半に採集したカミキリムシを公開しました。採集年月日、場所、同定の状況などはまだ未記入ですが、これからぼちぼち入れて行こうと思っております。

よかったらご覧下さい^^

カミキリムシ@タイランド 2011


今週末は昆虫採集合宿です^^
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| 過去の虫 | 15:07 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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コノハムシ

ラヨンの山での採集が終わり、ダッシュで自宅に戻り採集道具やゴミなどをまとめて車から降ろす作業をしていると、後部座席左の窓ガラスに何か着いています。よくよく見てみるとびっくり!!コノハムシではありませんか・・・

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うをっ!! コノハムシや!!



思い起こせば2008年11月(2009年1月20日の記事: ゴルフとソフトで・・・ で紹介してます。)に、きっちゃんとフラッと出掛けたチョンブリ県東部のカオ・ジャオで初めて成虫を確認し、その次は今年の7月4日付の記事: 2年半ぶりに・・・ で初齢幼虫と思われる赤い色のコノハムシの確認をご紹介させて頂きました。この7月の現場は自宅や事務所から近い事もあり度々足を運んでコノハムシとそのホストを確認しようと試みているのですが、そう易々と見つかる訳も無くすでに諦めムードでした。

で、今回が自身3度目の遭遇です。・・・が、今回もホストがわかるような状態ではありません。今回ラヨーンの山で車を停めたポイントは2ヶ所。充分に茂みからは離して停めましたので、ドアの開け閉めで入ったとは思えません。では他にどのような状況で入ったのでしょうか?

1、空振りしたネットに偶然入った。そのまま、ネットを車に積んだ。

何かをキャッチしていたら見落とす事はまずありません。

これが2回。とすれば1回目は覚えていませんが、2回目は車のそばのランタナの花が群生するポイント。ここが最有力ポイントとなります。

2、身体に着いて来た。

これも2回の機会がありましたが、茂みに入ってから少し時間が経ってから車に乗り込んだので、その間にコノハムシは身体から離れているでしょう・・・

とか、一人で色々と考えてみたのですが、結論は出ず、今回のランタナのポイントと過去出会った2箇所に根気よく足を運ぶしかないでしょうね。

という事で、このコノハムシを一旦キープし自宅の植え込みで撮影をしましたので、ご紹介させて頂きます。
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コノハムシがいると思って見るから見えますが、普通に葉っぱを見てたらなかなか見えないでしょうね。お腹の透明な部分も有る個体と無い個体があるとか。不思議だ。 え?・・・どう見たって葉っぱにしか見えない写真がある??



わははっ! 

アサギマダラが産卵場所として選んだ葉っぱの写真を1枚混ぜてみました^^

ちなみにこのコノハムシはまだ幼虫で大きさからして恐らく5~7齢幼虫だと思われます。

参考としてコノハムシのブリードをされている星谷仁さんの2009年12月28日付けのブログ記事 コノハムシ~卵から成虫まで~ を再度ご紹介させて頂きます。

| 今日の虫あんど自宅採集 | 18:04 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラヨーンの山11月

先月は日本からだい君親子とあっこちゃんを迎えてのラヨーンの山10月となったわけですが、その2回ともメインは蝶となっていたので、今回は「甲虫を主に・・・」と鼻息荒く早朝自宅を出てラヨンの山に挑みました。

ホストとなる白い花は群生していますが・・・甲虫の気配がまったくありません。

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逆に今回も蝶は多種多数飛んでいまして・・・
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結局ネットを振り回していました。

唯一の甲虫は
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コメツキモドキさん


タマムシと不明甲虫(クワガタのメスのような印象)の飛行シーンは確認しましたがネットの届かない高いところでした。


蝶ばかり追いかけてまともに見てなかったんじゃぁ無いのとお思いでしょうが・・・

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イモムシ@幼虫

この花、色んなツノゼミの着く植物なのです。

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カマキリ@幼虫

葉っぱの裏に前の写真のイモムシに似た幼虫が見え隠れしておりそいつを狙っていました。

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ユニコーン・マンティス@幼虫

動画も貼っときます。

オリジナル動画は画面下右の方にあるYoutubeロゴをクリックして下さい。

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池のライギョ


その周りに多数のグラミーが泳いでます。わかります??


ってな感じで色んな場所を観察し、甲虫を探索したのですが結果が伴わずゲームセット。

しばらくルッキングでは甲虫を確認するのが難しい季節となりますな・・・
そろそろ叩きますか・・・




| 採集記 | 14:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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11月5日カブクワ樹液採集with 玉三郎

「いつまで“でれでれ”の記事のまま放置しとんねん!!」

とのお叱りのメッセージを少なからず頂き・・・有難う御座います。

今回は「下町の~」ではない玉三郎とのクワカブ採集に出かけました。

この玉三郎、タイに駐在命令が出るまではカブトムシブリーダーだったらしく日本では“ヘラヘラ”を飼育していたとの事。本業でもお世話になっている企業に勤められていて会食を重ねる事数回。今回の採集行となりました。

朝5時、シラチャを出発。まずはトラート県ギラファの木に向かいます。雨季はすでに明けたようで、すがすがしい朝日です。

8時過ぎに現地到着。いつもの場所に車を停車し

「さぁ、どうぞ^^」

と自力で探索するよう促します。玉三郎は藪の中へと消えて行きました・・・(笑)


そんな玉三郎を放置しギラファの木を確認します。シーズンも終盤に来ているようで生い茂っていた葉もどんどん減り始めています。


まずは地上10m付近に黒い塊を発見・・・


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シバツヤクワガタのペアーのようです


彼らを眺めていると視界の隅で黒い物が動きました。

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シバツヤクワガタ ♂


地上4mの太い枝を歩き回っていました。そういえば過去に動き回るシバツヤを見た事は無かったかも・・・終始じっとしているイメージがあります。


ここで玉三郎が藪の中から出て来ました・・・人が悪いなぁ~と言わんばかりの苦笑いをしています。クワガタをすでに確認した事を告げ、自分で見つけてほしいのでさらに放置・・・そしてその小さなエリアをアバウトに説明してあげると、やっとの事で確認出来ました。未知の状態からこのピンポイントを見つけ出すのは慣れていないと大変なようですね。この初めて見つけた時の「絵」が脳裏に焼きつくようで、その後は自力で見つけられるようになります。



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樹液場の蝶


たまたま空いていたのでしょう。我々が到着して移動するまで同じ場所で樹液を吸ってました。樹液を吸う蝶はいつもは我々がクワガタを採集して樹液場が空いてから現れることが多いですね。

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玉三郎が発見したペア


2人で競って撮影しましたが、彼の高性能コンデジに軍配が上がったようです(決して彼の腕前に上がったわけではありません)。

一旦撮影を止め、採集を開始します。数ペアー十数頭を確認した後すべてリリースします。この際、元のペアーが離れ離れとなりすぐに新しいペアーが出来上がります(と言うかオスの本能が働きます^^;)。

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肉食系男子


玉三郎と2人しばし撮影会をしていたのですがシバツヤのみでは物足りないので別の種をさらに探す事にしました。

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をっ?黒く無くない??


と、変な日本語を発しつつ撮影。 そしてズーム。


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黒くない!


モウホツヤクワガタ ♂の長歯型でした。長歯型は今年初確認です。

そしてまた撮影会。


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負けている方が主役


ちなみに負けている方は地面に落ちていた亡骸です。よって捏造写真^^;
(捏造なのにピンボケ・・・とは言わないで下さい・・・)


満足したので移動!!

ヒラタクワガタヒメカブトを確認する為タコ採れの木に向かいます。
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虫捕り用の車と一番ジャングルらしい道


玉三郎に無理を言って撮ってもらいました。Thanks!!

タコ採れの木エリアに到着。現地の子供達5人組が僕らの事を警戒しながら歩いて来ます。こちらから子供達に笑顔で「サワディ カップ!!」とご挨拶^^ そして子供達をしばらくの間眺めていると・・・

タコ採れの木の横に生えているマファイという果実のなる木に登り始めました。

そして・・・
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ヒメカブト ♂ ゲット!!


おぉ!!たくましい・・・半袖半ズボンに裸足の彼らに対して、ヒルを恐れて完全装備のおじさん2人。チト恥ずかしい瞬間でした。

さらに・・・
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登った!!


タコ採れの木に這うように生えている着生植物の蔓上の茎を掴んでどんどん登って行きます。そして我々には見つけることの出来ないヒメカブトを捕まえて降りて来ます。

ようやく子供達と打ち解けたので、採ったヒメカブトで相撲大会!!


ですが・・・
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カブトムシまったくやる気無し・・・


やる気がある奴は・・・
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こんな感じです。


ったく・・・子供達の前だというのに・・・


友達になった記念に1枚
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仲良し5人組


少しの時間でしたが5人それぞれの性格の違いが面白かった。
次回も会えるかな?

子供と遊んでいただけではありません。きちんと採集の方も・・・
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ヒラタクワガタ ♂


なかなか迫力のある写真が撮れました。


こっちも
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満面の笑顔!!


さぁ、目的達成したのでさらに移動します。子供達も帰宅すると言うので車の荷台に乗せてぼちぼち悪路を走ります。子供達楽しそうだったなぁ・・・(うしやん運転中につきもちろん写真はありません)お別れの際にも非常に礼儀正しく挨拶をしてくれました。ちょっぴり感動・・・


タイヤを川で洗って小移動&昼食。
午後からは久しぶりに果樹園に通じる林道へ・・・過去に倒木の下から大きなカルコソマの幼虫を確認しているので、そいつらを確認しようという計画です。


その道中で・・・
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かすみ網に掛かったフルーツ・バット


果樹園の作物を荒らすコウモリでラムヤイ(龍眼)の盛期になるとたくさん網に掛かります。もちろんコウモリだけではなく色んな甲虫も引っ掛かっています。

林道では過去に転がした倒木はすでにフレーク状になっており転がすような状態ではありませんでした。林道の最後で玉三郎が甲虫の飛来を発見!!ネットを振りますが取り逃がしたようです。一瞬僕にも見えたその個体は淡いオレンジ色で・・・カミキリムシかな?

それなりに色々な昆虫を楽しんで林道を折り返し、僕が林道脇の何かを観察している時でした。


「あっ!!さっきのまたいました!!」

玉三郎が叫んでネットを振り回します。ネットインしたかと思うと次々に飛来が確認出来ました。ネットから出して確認するのも追いつかず、次から次へとネットインしていきます。

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採った!!満面の笑みの玉三郎


このように飛来する甲虫を採集したことが無かったらしく大興奮の玉三郎でした。まだまだ飛来は続きあちこちの枝や葉に止まります。そして林道脇の倒木に2~3頭の個体を確認しました。
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Macrochenus isabellinus Aurivillius, 1920 ペアー


昨年ラヨーンの山で採集していたのですが、今年は狙って採れなかったのでここチャンタブリで採集出来て嬉しかった・・です。


玉三郎大満足で本日の採集を終了しました。もともとカブトムシ好きの彼でしたが、今回の採集行で他の昆虫の魅力も感じたようで今後心強い採集同行者となってくれそうです。

帰路途中に寄ったガソリンスタンドの植え込みにて
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かごに包まれたサナギ


毛の様なものを編んでドーム状にし、その中で蛹化しているようです。ホント色んな昆虫がいるものですね^^

| 採集記 | 18:00 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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昆虫採集合宿 with あっこちゃん @ラヨーンの山ほか編(最終日)

実質最終日。朝一番でトラップの回収をする。さすがにこの頃になると丸秘トラップの強烈な香りも和らいでいる。丸秘ではないバナナトラップにヒメカブト♂ 極小が頭を突っ込んでいた。

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最終日にして初のトラップでの甲虫


蝶は丸秘トラップに1頭、バナナトラップに1頭飛来していた。2頭共捕獲成功。比較的大きい個体だった。

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バナナトラップに飛来した蝶


朝食を済ませチェックアウト。今回も快適な時間を過ごさせて頂いた。感謝!!

2時間弱かけてラヨンの山へ移動。ここは標高500mとそこそこの高地で、これまでこのブログで何度もご紹介しているのでご存知かと思うが多種多様の昆虫が見られる。

早速頂上付近に車を停め探索を開始する。蝶はあっこちゃんにお任せし出来る限り甲虫を探そうと思うのだが、目の前を蝶が横切ると反射的に追ってしまう。結局蝶の数が甲虫の数を上回ってしまった。
普通種のタマムシにも2度遭遇したのだが、三角紙も持たず捕獲した蝶を片手にもたもたしている内に飛び去ってしまった。

ここに来て痛かった足の影響で片足を引きずるような歩き方になり、多くのチャンスを逃してしまった。軽快に探索を続けるあっこちゃんに大きく遅れをとる事しばし・・・健康管理、鍛えなおす事を心に決めた。

短時間ではあったが多種の昆虫が採集出来た。自称甲虫屋としては、カミキリムシ1頭とチェリフェルネブトクワガタ1頭を採集した事でなんとか面目が保たれた。つもり・・・

標高を下げて蝶の吸水ポイントやランタナの花を確認するがこれといった獲物もなく山を降り、最終目的地のシラチャへ移動。

最後に立ち寄ったシラチャの山であっこちゃんが望んでいたツノゼミの採集に成功。これにて昆虫採集は終了。オツカレサマ。

シラチャのホテルに移動。今回の成果を確認。考えてみれば自分以外の人が標本を扱うところをはじめて見せて頂いた。非常に参考になった。

標本の整理も一段落したところで最後の晩餐の為、海沿いのシーフードレストランへ。その際、ホテルのエレベーターホールの壁にナイスなカミキリを発見。まだ採集は終わっていなかった・・・



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シラチャ コ・ローイの夜景


コ(島)・ローイ(浮く) = ローイ島 以前ここに渡る橋が陥没した事をどこかで紹介したような・・・。

今晩は夜の採集が無くのんびりと食事をした。あっこちゃんは隠れていた地雷(トウガラシ)を踏んでしまい苦しんでいた。ここはタイランド。以後ご注意を・・・^^

翌朝は日本への帰国フライト時間が早いので、さっさと切り上げあっこちゃんをホテルへ送りとどけ自宅へ・・・

引き揚げる荷物をまとめていたら・・・

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こんなとこに脱走者が・・・



・・・・就寝・・・・



翌朝5時にホテルに到着。ここからBKK国際空港へ向かう。道中でタイの定番朝メニューを購入。車内で食べながら移動する。空港周辺の混み具合が気になる。この昆虫採集合宿中は、この記事を書いている現在も続いている洪水の影響で、BKK国際空港周辺での冠水、北部やバンコクからの避難民の車両による混雑等を終始気にしていたのだが、最終日の朝は混雑も無く幸運にも駐車場に車を停める事が出来た。

無事チェックインを済ませ、さぁ、これでお別れ。楽しかった時間はあっという間に過ぎ去っていく。いつもの事ながらやはりこの瞬間は寂しい気持ちになる。「また来ます。」という言葉と共に握手でお別れ。振り返って手を振りながらゲートの向こうに消えていくあっこちゃんを手を振りながら最後まで見送って・・・


・・・


ミッションコンプリート!



あっこちゃんどうもありがとう。また来てね~





| 採集記 | 20:28 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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