メスアカキララシジミ
昨年末撮影のきれいなシジミチョウの仲間
メスアカキララシジミ
【Simiskina phalia potina (Hewitson, 1874) 】
漢字で書くと
雌赤キララ蜆・・・
キララの漢字はないのか・・・
けっこう珍しいシジミチョウらしく一昨年の9月にたまたま出遭ったのですが、その場所に行けば必ず出遭えるので僕にとっては地方にいる有名人なお友達のような・・・
出遭えるのは朝、太陽が昇り森に木漏れ日が入り出す時間。どこからともなくオスが飛来し、木漏れ日の当たっている葉の上にとまります。すると、すぐに数頭のオスが同じように現れ縄張り争いを開始します。凄いスピードで追いかけ合いが始まりその時に初めて蝶が現れたことに気付きます。ですから先述の「どこから~葉の上にとまります」の場面に出くわしたことがありません。いつのまにか縄張り争いをしているところから観察が始まります。

縄張りで警戒中のオス
実はこの様に翅を閉じてじっとしている時間の方が少なく、次の写真のように翅を広げて太陽の光を浴びている時間が多いです。あまり低いところにはとまらないのでだいたいこんな角度からの撮影となります。

縄張りで警戒&日向ぼっこ中のオス
薄曇りのため日は当たってなかったのですが・・・
上の写真でおわかりの通り翅の表側は綺麗なメタリックブルーの模様があり黒い部分とのコントラストが絶妙です。この表を撮るためにいつも脚立を常備しているのですが今回は脚立を使わずともいとも簡単に撮影させてくれました。

降臨中のオス
お食事でもないのに地面に落ちた枯葉に彼は執着しておりました。
枯葉に彼は・・・
かれはに彼は・・・
枯葉にかれは・・・
バンザイ
で、オスがなぜなぜ縄張りを張っているかというとショバ代や餌場の為ではなくメスを待っているのであります。そしてそのメスが現れるのを僕らも待っているのです。メスが現れるとオスが一斉にメスを求めて一直線に飛んでいきます。
これも一直線かどうかは謎なのですが・・・そもそも早くて見えない。
で次の瞬間すでにカップルが成立し交尾が始まっているのです。
しかし・・・

メス降臨
オスは近くにいるのです。
しかし全く反応しません。
メスはゆらゆらとあっち行ったりこっち行ったりと飛んでます。僕の目で追える程度なのでオスほど早くありません。しかしこの朝オス達はこのメスに反応することはありませんでした。お天気があまり良くなかったからなのでしょうかね?
最後に一昨年末に観察していた時のカップリング成立の写真をお届けします。

なかよしちう
左がメスです。
久しぶりの大作疲れました。
次回も頑張ります^^
メスアカキララシジミ
【Simiskina phalia potina (Hewitson, 1874) 】
漢字で書くと
雌赤キララ蜆・・・
キララの漢字はないのか・・・
けっこう珍しいシジミチョウらしく一昨年の9月にたまたま出遭ったのですが、その場所に行けば必ず出遭えるので僕にとっては地方にいる有名人なお友達のような・・・
出遭えるのは朝、太陽が昇り森に木漏れ日が入り出す時間。どこからともなくオスが飛来し、木漏れ日の当たっている葉の上にとまります。すると、すぐに数頭のオスが同じように現れ縄張り争いを開始します。凄いスピードで追いかけ合いが始まりその時に初めて蝶が現れたことに気付きます。ですから先述の「どこから~葉の上にとまります」の場面に出くわしたことがありません。いつのまにか縄張り争いをしているところから観察が始まります。

縄張りで警戒中のオス
実はこの様に翅を閉じてじっとしている時間の方が少なく、次の写真のように翅を広げて太陽の光を浴びている時間が多いです。あまり低いところにはとまらないのでだいたいこんな角度からの撮影となります。

縄張りで警戒&日向ぼっこ中のオス
薄曇りのため日は当たってなかったのですが・・・
上の写真でおわかりの通り翅の表側は綺麗なメタリックブルーの模様があり黒い部分とのコントラストが絶妙です。この表を撮るためにいつも脚立を常備しているのですが今回は脚立を使わずともいとも簡単に撮影させてくれました。

降臨中のオス
お食事でもないのに地面に落ちた枯葉に彼は執着しておりました。
枯葉に彼は・・・
かれはに彼は・・・
枯葉にかれは・・・
バンザイ
で、オスがなぜなぜ縄張りを張っているかというとショバ代や餌場の為ではなくメスを待っているのであります。そしてそのメスが現れるのを僕らも待っているのです。メスが現れるとオスが一斉にメスを求めて一直線に飛んでいきます。
これも一直線かどうかは謎なのですが・・・そもそも早くて見えない。
で次の瞬間すでにカップルが成立し交尾が始まっているのです。
しかし・・・

メス降臨
オスは近くにいるのです。
しかし全く反応しません。
メスはゆらゆらとあっち行ったりこっち行ったりと飛んでます。僕の目で追える程度なのでオスほど早くありません。しかしこの朝オス達はこのメスに反応することはありませんでした。お天気があまり良くなかったからなのでしょうかね?
最後に一昨年末に観察していた時のカップリング成立の写真をお届けします。

なかよしちう
左がメスです。
久しぶりの大作疲れました。
次回も頑張ります^^
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| 蝶 | 20:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑